サブタイトル:自己記録更新!
・Condition
Weather/曇り時々晴れ
Water/ウォターメロン
memo/午後からやや強い風
・Result
バス/40.0cm(GaryYamamoto3inchYAMASENKO/NoSinker)
バス/58.0cm(GaryYamamoto3inchYAMASENKO/NoSinker)
・Approach
Floater/U-010
・Tackle1
Rod/K.T.E Dragnova
Reel/Shimano Rarenium2500
Line/SUNLINE FCBasic 4lb
・Tackle2(不発)
Rod/Shimano Scorpion 1551R
Reel/Abu 2500C IAR
Line/Daiwa Deffbass 12lb
2013のGWは5/29にサトシ・コバちゃん・Kohの共同戦線が決定していたのですが
GWの初日5/27土曜日もウチのお嬢の許可が下りたのでソロ釣りに行ってきました。
場所は茨城県のJ池(アウェイなので具体的な名称は控えさせてもらいます)
5月となれば千葉茨城の河川湖沼は田植えに備えて大幅に水位上昇します。
さらに気温・水温の上昇も加われば楽しいバス釣りシーズンの突入・・・なんですが
残念ながらGW突入前から低気圧の影響でココ最近は肌寒い日が続いており
気象条件的なタフコンが予想された・・・ガビーン
いままでスピニングにはナイロン6lbを巻いていたのですが、
コバちゃんといろいろ相談した結果、今回からフロロ4lbを巻いてみた。
このドラグノフを使い始めた最初の頃にフロロ4lbを使ってみたのですが、
そのころはスピニング初心者でロクにサミングも出来ずラインをクシャクシャにしてしまい
それ以来使っていませんでした。
去年一年でだいぶラインの制御も出来るようになってきたのでは?
と思い、今回から試験的に使用してみます。
なんだかんだで自宅出発が大幅に遅れ現地着は明朝3時ごろ
仮眠を取ろうとシュラフにくるまって横になるが、程なく空が明るく・・・
んで、出発準備。
準備完了
ちょいと肌寒いが予想通り水位は上昇している
どの野池も同様かもしれないけど、減水と増水では増水のほうが
ストラクチャーも豊富で楽しい。
スピナベ、クランク、シャッド、ミノーといろいろ試すが反応ナシ
グラブのノーシンカーも出すがこれも反応ナシ。
やはりココ最近の気温低下の影響で活性が低下しているようだ
明らかに横の動きに反応しない。
予想されるバスの行動パターンはおそらくスポーニング直前で
シャローのちょい手前でジッと水温上昇を待っている状態
これをどう攻略するか?
前回の古利根ではシュリンプジグヘッドでボトムのバスを獲った
だが、今回は前回の古利根よりも季節が進んでいるので
シャローの可能性もまだ否定できない
そこで用意したのは3インチヤマセンコーノーシンカー
これならシャローから2m程度のボトムまでカバーできる
攻め方としては岸際に放り込んでフォール、巻き上げてフォール
この一連の作業で岸際と岸から1~2mくらい沖のボトムまでをチェックできる
この考えはアタリだったようで、即座に反応がもらえた
1回目のバイトは乗らなかったが2回目のバイトはキッチリ合わせた
考察がアタリだったときのバスは満足感120%!
冬の間だれにも釣られなかったのであろう
ピンピンのキレイな40cm!
センちゃんノーシンカーのフォールが今のキーであることに確信を持ち
引き続き同じ釣り方を継続する。
一度魚を釣った後というのは妙に感覚が研ぎ澄まされる。
覚醒した感覚がラインの僅かな動きを指先が感知する
フォール中での一瞬の変化
『クンッ』
僅かな変化を感じ取りティップをスッと手前に寄せると手応えの無い重さというか
以前Theフィッシングで村上晴彦さんが言った『ラインに雑巾が乗っかったような感覚』
まさにそれに近い手応えを感じた。
そしてその雑巾の向こうに生物の呼吸を確かに感じた。
おそらくいる。
根拠の無い閃きとも言える感覚であったが妙に確信があった。
ラインフケを巻き取りつつ倒したティップをスイープにアワセると、
雑巾の重さは一変し抵抗しだした。
グゥグゥグゥ~っとラインを引き込みドラグを鳴かせる。
泳ぎの振幅、つまりヒレの一掻きが大きく強い。
間違い無く大物を感じさせた。
なかなか寄ってこない
それどころか巻いた分と同じだけドラグから引き出していく
とにかくラインテンションを一定に保ちフックアウトとラインブレイクに
細心の注意を払った。なんせ今日は使い慣れていないフロロ4lbだ
ラインが伸縮しない分ロッド、ドラグ、リーリングでフォローしなければならない。
気が付いたら自分の右側に木立が近づいていた
ファイトに集中しすぎて自分がフローターごとバスに引っ張られていることに気が付かなかった
バスは一気にブッシュの中へと走り出した
ドラグを締め込みロッドを反対方向へ倒し間一髪で止めた
完全に引っ張りっこになった
細いラインであまりやりたくない状況。
正直心臓に悪い(>_<)
バスの猛進は止まったがグイッ・・・グイッ・・・と、まだその意思を曲げない
リールは巻けない
ドラグも緩められない
ロッドも動かせない
完全に膠着状態
・・・と見せ掛け、Kohは足ヒレでフローターを微速後退させていた
目の前のブッシュが遠ざかる光景にバスは諦めたのだろうか
今度は真逆の方向に走り出した
ティップの負荷が一気に抜ける
マズイと思い一気にリールを巻いてティップをバスと反対側に倒す
なんとかラインテンションを保たせる
水面を通して魚体が見えた
大きい、40後半くらいあるだろうか
もっと大きいくらいに見えたが、ここのアベレージサイズが30cm程度という先入観から
どうしても50以上が自分のロッドに来るとは思えなかった
ロッドをグイッと回してバスに方向転換させる
するとバスは大きく抵抗し明らかにラインに大きく負荷をかける
さらにジャンプをした
なんとかロッドを水面下に倒しこんで耐えたものの
なんとも肝が冷えた
これは方向転換させるのはヤバイ
自分がグルグル回るしかない
バスはまだ抵抗力を温存している
ここで焦ってランディングすれば失敗する可能性が高い
まずはどんどん走らせて体力を削るしかない
ブッシュ帯からはすっかり離脱して沖のオープンエリアに来たので
存分に走らせることは可能だ
バスはだいぶ疲れてきたのか次第に水面近くを泳ぐようになってきた
フックは上唇の硬い部分にガッツリ決まっている
よし、大丈夫だ、ラインテンションさせ保てればバレることは無い
バスの泳ぎに合わせてフローターごと回る
オカッパリやボートにはできない芸当だ
オープンウォーターでこの状態に持ってくればかなり有利な状態だ
しかしバスが温存する抵抗力はなかなか削れない
どんなに走らせてもまだまだ体力を持っているように感じる
試しに少し寄せてみると
怒涛の連続ジャンプを繰り出し離脱を図る
おぉーっとカナリ危険な状態だ
ドラグを緩めてまた少し距離をとる
しかし寄せたときに見えたクチは信じられないデカさだった
いまだかつて見たことない大きさだ
あれは40後半どころか50超えてるんじゃねーか?
とにかく焦りは禁物だがここで攻めあぐねてヤツに付け入る隙を与えるわけにはいかない
それに抵抗する体力ももうかなり減少しているはずだ
少しずつ距離を縮める
明らかに巨大な魚体
ひょっとして60?
ハンドランディングを試みるが
バスはアゴを掴まれると例外なく暴れる
このデカブツが暴れたときに俺の右手は押さえ込めるのか?
Kohの心の迷いを感じたのかバスはまた抵抗した
慌ててドラグを緩めてラインを送り距離を取る。
ムリだ、アレをハンドランディングはムリだ
魚体を抱え込むのもムリだ
見たことない巨大な魚体を水揚げする自信が無い
しくじれば全てがパーだ
最も確実な方法で獲らなければならない
そこでフィッシュグリップを出した
こんなに心底コイツが必要と感じたのは初めてだ
バスを再度寄せる、上を向かせて開いた顎にフィッシュグリップを・・・
掛けた!
もうバラすことはない
勝った
俺は勝った!
そしてランディング
クチが超デケェ~!!
写真じゃ伝わらないのが残念すぎる・・・
片手じゃバスの顎がぶっ壊れそうな重さ
右手で顎を掴み左手で魚体を支え水揚げ
エプロンに横たわるバスは今まで釣り上げたどのバスよりも大きかった
顔アァーップ!
フィッシュグリップが小さく見える!
エプロンに載せてみると
いまだかつて見たことのない光景が・・・!!

エプロンの端から端までいっぱい!
エプロンに刻んである赤いマーカーはMax60cm
今回のバスはクチ閉じでMaxまであと2cmの58cm!
自己記録+8cm更新の58cm!
デカすぎて写真に入りきらない・・・
いやーこんなデカイバスがKohにも来てくれるんですね
Kohはてっきり、こんなデカイバスは
田辺さんとか並木さんにしか相手してくれないかと思ってましたよw
それにしてもセンちゃん凄いね
たった3インチのセンちゃんでしかもアピール力の弱いノーシンカー
それでも状況が合ってればこんなデカイのが来てくれるなんて・・・!
前回の古利根でもそうだったけどワームの釣りはまだまだ奥が深いです。
今日のキーワード
現在まで今シーズンのバスは全てゲリヤマ
オマエの出番だフィッシュグリップ!
お久しぶりです~
返信削除58cmデカイですね!!
\(^o^)~≪☆♪祝*CONGRATULATIONS*祝♪☆≫~(^o^)/
私も頑張らないと・・(; ̄ェ ̄)
〉砂糖5gさん
返信削除おひさしぶりですこんにちは
コメントありがとうございます。
お互い今シーズンがんばりましょう!
古利根でお会いできる日を楽しみにしてます。